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"シミ"とは何を指すのか? |
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一般的にシミと呼ばれるものも、医療分野ではそれを明確に分類しています。
まず、肝班(かんはん)。
皮膚の表面に広がる隆起のない褐色の発疹で、肝臓の色に似ていることからこのような名前がつけられたようです。
顔にできるものは主にこの肝班で、メラニン色素が増大し、皮膚の中に沈着することによって起きます。
また、ニキビの跡もシミになりますが、これはニキビの炎症後の色素沈着で、できる過程や原因が異なります。
炎症によってできるシミはニキビ跡の他に、ナイロンタオルやブラシで傷ついたシミや、
ナイロンパンティ・ブラジャーによる接触性のシミ、湿疹や掻き毟りなどによるシミがあります。
それらを肝班とは区別して色素沈着と呼んでいます。ソバカスは肝班や色素沈着と同様ですが、
優性遺伝によってできるものとされている点が違います。
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- シミのできるメカニズム - |
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メラニンは、動植物界に広く存在する黒褐色の色素です。
人間の皮膚においては、表皮の基底細胞間に散在する樹枝状突起をもった色素細胞(メラノサイト)でつくられて、
隣接する基底細胞(ケラチノサイト)中に吸収されて保持されています。
メラニンの生成は本来、紫外線に対する皮膚の保護作用で、起炎性の短波長の紫外線を吸収し、
炎症が起こるのを防いでいます。 無色のメラノサイトがメラニンとして着色される過程は次のとおりです。
- 【チロジン】 タンパク質を構成する成分・アミノ酸
・・・・・・・・・・・チロジナーゼ(酵素が働く)
- 【ドーパ】 ここまでは無色
・・・・・・・・・・・ドーパーオキシナーゼ
- 【ドーパキノン】
- 【ドーパクロム】
- 【メラニン】
このように、無色だったメラノサイトが様々な酵素やホルモンの刺激によって着色していき、
その結果生まれたメラニンが次のような原因が重なって、シミや色素沈着という結果をもたらせます。
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- メラニンを増加させる要因 - |
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紫外線による刺激紫外線がシミの原因であることは言うまでもありません。
若い時は新陳代謝も盛んなため、メラニンが生成されてもすぐに垢として、
老廃物として体外に排泄されます。しかし、年齢と共に皮膚の働きや角化作用がスムーズにできず再生能力の衰えから、
メラニンが基底層付近に沈着して、シミになります。
サンブロックを使用することにより、メラニンを作らないように気遣うのは、シミ防止の最低限のケアです。
精神的ストレスなど心理面での不安定はホルモンの分泌や自律神経に大きな影響を与えます。
たとえば古い脳で起きた欲求が、理性という新しい脳でおさえられると、
欲求不満でイライラしてきます。
こういった古い脳と新しい脳の葛藤が視床下部や脳下垂体に影響し、
自律神経失調症といわれる病気を引き起こす原因となり、シミや色素沈着もその一つといわれます。
なぜならば、メラノサイトを刺激する色素形成細胞刺激ホルモンがストレス・イライラによって活性し、メラニンがどんどんと作られるからです。
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- ひとくちメモ - |
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植物も動物もすべて「胚」というものから作られています。
人間の場合、受精卵細胞が分裂して胚葉 を生じ、これから五体ができあがります。
外・中・ 内胚葉と3つに分かれており、表皮・毛・爪は脳と 同じ外胚葉から形成されているので、
もともと縁戚 関係にあるといえます。ですから、美肌づくりには脳に安らぎを与えることが大切になってきます。
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- 内分泌失調(主として女性ホルモン) - |
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女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)は、女性の心身の発育を促し、
新陳代謝を高め、血液循環をよくして女性美をつくる大切なホルモンです。
ただし、妊娠中やピルなどで女性ホルモンが増加しすぎるとメラノサイトを刺激してメラニンを増加させます。
また、生理不順・生理痛・子宮や卵巣の異常のある場合や、中絶や更年期障害のひとつの表れとして頬骨の上にシミが生じることもあります。
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- 飲食物による影響 - |
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カフェインは、メラニンを移動、拡散させる為、シミなどの色素沈着を増大させるといわれています。
また、アミノ酸の一種であるチロシンとフェニールアラニンはメラニンの生成のもとになる物質ですから、
取りすぎると色素沈着の原因につながることが考えられます。
ゆば・凍り豆腐・大豆などの豆類に多く、他では脱脂粉乳・チーズ・のり・すじこ・まぐろなどが多くなっています。
体が酸性に傾きますと、ペルオキシターゼという酵素の働きが高まり、メラニン色素が増加します。
生理前・生理中や睡眠不足の時に、目のふちが黒ずんでくるのはそのためです。
肝臓をはじめ内臓組織や筋肉に多く含まれている≪グルタチオン≫は、
生体内における酸化還元に大切な役割を果たしている補酵素で、その点からいくと、
このグルタチオンを多く含んでいる「やき鳥」などは、酸性に傾くのを防いでくれる食べ物といえるかもしれません。
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- その他の要因 - |
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副腎機能の低下 - MSN(色素形成細胞刺激ホルモン)の分泌を抑制する働きのある副腎皮質ホルモン(ハイドロコーチゾン)
の分泌が減り、MSHが過剰に分泌する為メラニンが増加します。
MSHがメラノサイトを刺激するのを防ぐ副腎髄質ホルモン(アドレナリン)の分泌も減少するため、メラニン増加を招きます。
肝臓機能の低下 - 肝臓の働きが悪くなると、体内の女性ホルモンが排泄されず、
血液中の女性ホルモン(エストロゲン)の作用が高まってメラノサイトを刺激したり、
肝臓の浄化作用の衰えが体内の悪液化を起こす為、メラニンが増加しやすくなります。
また、他の内臓障害やガン・結核などもメラノサイトを刺激しメラニンを増加させます。
化粧品の使用法のあやまり
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- シミ防止法 -
(食事)
- たんぱく質を充分に摂取する。
- ビタミンB2・B6・Cを摂取する。
- カルシウムを摂取する。
(生活)
- 睡眠を充分とる。
- 紫外線に当たらないようにする。
- 精神の安定をはかる。
- 過労はさける。
- 内部疾患は専門医に見てもらう。(ホルモン・肝機能異常など)
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